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【読書感想】『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読んだ

 

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

読みました。

めっちゃ面白い。

 

表紙の男性が

「え?まだ実力で勝負とか言ってるの?」

と煽る姿が印象的な表紙。

感想まとめていきます。

 

 

 

この本の問題意識は何か


ひとつは、実力主義の欺瞞を暴くことである。
実力主義なんてウソである。


実力があるやつが必ずしも評価される社会ではない。
それはなぜか。
実力があって成果を出したとしても、その成果の重要性が分かりにくいと、
成果をとして認められず、評価されないからである。
たしかに、実力があると成果を出しやすい。
しかし、その成果が必ずしも、よい環境の獲得につながるかといえば、
そうではない。

 

錯覚資産、環境、実力、成果の関係がどのようになるか。

これらの関係を正確にとらえないと、

ずっと、騙され続けることになる。

 

さて、世の中、実力主義でないのは分かった。
では、どうすればよいかの。

その方法を示すのが2つ目の目的である。


ここで、語られるのは、
思考の錯覚を利用し、錯覚資産を生み出し、運用していく方法を理解し、
人生や仕事においての成功確率を飛躍的に上げる方法を示すことである。

 

 

その問題を解決する方法は何か


思考の錯覚を武器として使いこなせ。
思考の錯覚は目に見えない。なかなかその存在に気づけない。
しかし、見えないからこそ武器として利用できる。
他の人は気づいていないのに、自分だけが気づいているという状況を作り出せるから。

 

 

この本は、どのように始まりどのように終わったか


まず、この本の目的を述べる。
その後、認知バイアス、思考の錯覚、錯覚資産について述べ、
最後に、錯覚資産を増やす方法を述べる。

 

この本の重要なキーポイントは何か


錯覚資産。


錯覚資産とは、

「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」

である。


錯覚資産によってよい環境が手に入り、よい環境になって実力がつき、実力がつくからそれが成果を生み、その成果を利用してさらなる錯覚資産を生み出す。

錯覚資産が生み出すループ。

このループから逃れられない。

 

この本を読み終わったときの感覚はどうであったか


自分に失われているもの
自分が言語化できていなかったものが明確になった。

なんとなくこうだろうな…という自分の感覚を

非常に分かりやすいように言語化していて感動した。

 

 

 

 

おすすめの章

「思考の死角に棲む悪魔の奴隷から主人になる」の章。


ここで語られる重要なことは、

意識の知らないところで無意識が記憶の書き換えを行うことである。


現実世界と自分の置かれた状況との矛盾を解消するために、
無意識は意識の知らないところで、
自分の脳内世界の認識を勝手に書き換えてしまう。

これに自分は気が付かないのだ。

 

 


作者はこの本を面白くするためにどのような工夫をしているか

大きく3つのポイントがある。


1・様々なイラストを交える。

イラストと内容がうまくリンクして

内容が印象に残りやすい。


2.キャラクターが、質問を投げかけてくる点。

読者に考えを促そうとしている点。


3・太字を多用する。
ポイントが明確になる。

短い時間でも読みやすくなっている。

 

 

 

この本で最も重要な文は何か

 

現実世界は、

「実力が正しく評価される健全でフェアで気持ちのいい世界」

なんかじゃない。


思考の錯覚の泥沼の中で、

錯覚資産という卑怯な武器で殴り合う、

油断ならないジャングルなのだ。

 

この本のタイトルである、

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

の言い換え。

重要だと思った理由は、

キーワードである、思考の錯覚と錯覚資産が盛り込まれ、

錯覚資産が人生を生き抜くうえで、

武器になりうることが書かれているから。

 

この本の中で最も心に刺さった言葉は何か

 

「え?まだ実力で勝負とか言ってるの?」

 

 

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

 

 

 

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