ぺんぎん村での日々

イラスト・写真・ゲームを中心とした日々

男性と女性の考え方の違い『男女脳戦略。』男女の違いに基づいた人間の心理

人の考え方のタイプを見分けるための本として

『男女脳戦略。』(メンタリストDaiGo)が

よさそうだったので読んでみた。

 

男女脳戦略。

男女脳戦略。

 

 

 

どんな本?

生物学的、脳科学的、心理学的に研究されている男女の違いに基づいて

人間の心理を考えた本。

男女脳戦略とは、相手が男性脳的か女性脳的かどちらの傾向が強いかを見極めて

相手への対応を柔軟に変えていくことである。



自分にとっては、以下の2点が重要であると感じた。

 

モデルを立てて理解すること

自分と逆の人の思考のクセを理解すること

 

後で詳しく述べる。

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この本の構成と各ポイント

序章 男女脳の違いとは何か?

男女脳は生物学的に違いが存在する。

その違いとは、

左右の脳をつないで情報をやり取りする橋渡しの役割をする「脳梁」の機能の違いである。

女性の方が男性よりも右脳と左脳の連絡がスムーズで、左右の脳をバランスよく使えているという研究報告がある。

 

その結果、男女の脳の連結の違いは、以下の基本的な行動や考え方の違いとしてあらわれる。

 

1.競争と共感

2.モノタスクとマルチタスク

3.論理型と感情型

4.最終思考と拡散思考

5.自己完結と自己関連

第1章 男女脳の見抜き方

何気ない行動から、脳のタイプを見分ける方法を示す。

片付け、好きな色、会話の仕方など日常のちょっとした行動を、

上の1から5の観点で整理していくと、

男女脳のタイプが推測できるというもの。

 

第2章 女性脳・男性脳に合わせた伝え方

相手の脳のタイプを見抜いて、それにあった「伝え方」をするという話。

褒め方、セールス、プレゼン、コミュニケーションなどの

場面においてどういう行動を取るべきかを示す。

 

第3章 自分と違う異性脳の考え方を身に着ける

自分の逆の脳タイプの特性を知ってその発想を理解すること。

すれ違いのない男女のコミュニケーションが取れるためのワークを紹介している。

 

気になったポイント

モデルを立てて理解すること

この本では、生物学・脳科学・心理学上の男女の脳の構造の違いに注目して、

大きく男性脳と女性脳に分けて、人を分析する方法を紹介している。

相手のちょっとした動作から、

「この人は男性脳的なパターンで行動する人ではないか」

と仮説を立てて考えてみること、そして観察を続けて検証すること。

もし間違っていれば、修正していくこと。

 

これは、以前に書いた

「無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強の21のルール:ひろゆき西村博之)」でも似たようなことを書いた。 

drawdraw.hatenablog.com

 そこでは、

何事も最初は「仮説」を立てる。
少ない情報の中から
「こういう考え方や見方をすると、こういう答えが出る」
「これとこれをつなぎ合わせると、こういう情報になる」
といった自分なりのルールを作り出していく。

ルールに従って生きていく中で、

その仮説を検証し、
「違うな」と思ったら
その都度、そのルール=仮説を変更していく。

 

当然であるが、男性脳・女性脳の人間がすべての行動において男性脳・女性脳らしい行動をとるとは限らない。

分析する際には、その人はどちらの傾向が強いかを考えていくことが重要である。

 

自分と逆の人の思考のクセを理解すること

自分もやりがちなのだが、

他人も自分と同じ前提でモノを考えていると思ってしまいがちである。

この本でも示されているように、

そもそも、モノに対する見方も人によって全く異なるのである。

 

少なくとも、男性脳的思考と女性脳的思考の2パターンあるという風に考えると、

相手がどういう人か見分けて、

相手の主張を理解し、

自分の表現を相手が受け取りやすい(理解しやすい)表現にすることが重要だと感じることができる。

 

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ゲームは子供に本当に悪影響か?ーデータで覆す『「学力」の経済学』ー

教育評論家や子育ての専門家と呼ばれる人たちの中には、

次のような主張をする人がいる。

 

ご褒美で釣っては「いけない」

褒め育てはしたほうが「よい」

ゲームをすると「暴力的になる」

 

しかし、上の主張は、基本的には個人的な経験に基づいていおり、

なぜ正しいのかという説明が十分になされていない。

 

『「学力」の経済学』では、

データに基づき次のように結論付けている。

 

ご褒美で釣っては「よい」
褒め育てはしては「いけない」
ゲームをすると「暴力的にならない」

この他にも思い込みで正しいと思っていた教育方法が

実は正しくないことが示されていく。

「学力」の経済学

「学力」の経済学

 

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どんな本?

 

一言でいうと、

『教育にエビデンスを』

という主張の本。

 

たった一人の個人的な経験に基づく方法論ではない。

重要なのは、個人の体験を大量に観察することで見出される規則性である。

 

教育分野でも、治験で行われているように、

ある教育方法を適用したグループとそうでないグループを比較することで、

科学的な根拠を作ることが重要である。

 

この本の構成と各ポイント

1. 教育で実験する

他人の”成功体験”は我が子にも活かせるのか?データは個人の経験に勝る

誰かの成功体験や主観に基づく話ではなく、科学的根拠に基づく教育を行う

 

2. データに基づく子育て

子供は”ご褒美”で釣ってはいけないのか?科学的根拠に基づく子育て

 

ご褒美で釣っては「よい」

ご褒美の設計の仕方が重要である

ご褒美は、「具体的な行動」に対して「すぐに」与えること。

褒め育てはした方が「いけない」

一般に、子どもを褒めるのは、子供の自尊心を高めると言われている。

自尊心が高まれば、意欲が高まり、学力が向上するという定説があった。

しかし、1999年のフォーサイス教授らの研究によって、

学生の自尊心を高めるような介入は、

学生の成績を決して良くすることはないことが示された。

特に注目すべきポイントは、悪い成績を取った学生に対して自尊心を高めるような介入を行うと、悪い成績を取ったという事実を反省する機会を奪うだけでなく、自分に対して根拠のない自信を持った人になってしまうのだ。

ゲームをすると「暴力的にならない」

テレビやゲームそのものが子供たちにもたらす不能が効果は大きくない。

テレビを止めさせても学習時間ほとんど増えない

子供は1日1時間程度ゲームをしたりすることで息抜きをするは問題ない

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3. 勉強より大切なこと

”勉強”が本当にそんなに大切なのか?人生の成功に重要な非認知能力

非認知能力とは、IQテストや学力テストなどで計測される認知能力とは違い、

「我慢強い」「意欲的である」などの人間の気質や性格に関わる特徴のようなものである。

 

学歴・年収などの子どもの人生の成功に影響し、教育やトレーニングによって鍛えることができる重要な非認知能力は、

「自制心」と「やり抜く力」

である。

 

4. 日本の教育政策

”少人数学級”には効果があるのか?科学根拠なき日本の教育政策

少人数授業は、確かに学力を向上させる因果効果はあるが、

他の政策に比べると、費用対効果が低い。

日本の財政状況がよくない中、

「少人数授業にすればきめ細かい指導ができる」のような

何の根拠もない思い込みで、政策を決定してはならない。

 

5. 教員の質

”いい先生”とはどんな先生なのか?日本の教育に欠けている教員の「質」という概念

教員の質を向上させる方法をめぐって現在も様々議論がある。

海外における研究蓄積を見る限り、

「給料を上げる」「研修を受けさせる」「免許制度を撤廃する」

という三つの選択肢の中では

教員免許制度を変更し、能力が高い人が教員になることの参入障壁を低くすることが有効であると考えられる。

具体的な案は多くない状況ではあるが驚異の子の式評価教員採用試験の共通化教員免許の国家資格か教員研修のさらなる充実などが提案されているがデータが欠けている

 

6. 教育における実験方法

ランダム化比較試験についてはこの本が読みやすい。

 

データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書)

データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書)

 

 

気になったポイントは?

「自制心」と「やり抜く力」の鍛え方

この本で紹介されている方法としては、

「自制心」は、筋肉のように継続と反復を意識して鍛えるとよいと言われている。

筋トレでは少しずつ負荷を増やしていくように、自制心を鍛える際にも、

自分をコントロールできるところから少しずつ自制していくことが重要である。
また、「細かく計画を立てて、記録し、達成度を自分で管理すること」が有効であるという研究報告も多い。

「レコーディングダイエット」はまさにそれで、

自制心も鍛えられたため、さらに自制心も鍛えられたため、多くの人がダイエットに成功したと考えられる。

 

「やり抜く力」を伸ばすためには、

「自分の能力は生まれつきのものではなく、

努力によって後天的に伸ばすことができる」と信じることである。

自分の能力が生まれつきのものであると考えると、

失敗した際にどうしようもなくなってしまう。

一方、努力で能力を向上させることができると信じていれば、

失敗しても、次にとるべき行動や戦略を考え、挑戦できる。

 

「自制心」と「やり抜く力」を鍛えるという目的をもってやれば
遊びでも運動でもゲームでも音楽でも何でもよい。

 

「やり抜く力」に関しては、

プロゲーマーの梅原大吾さんの考え方が参考になる。

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

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