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マンガ「俺はまだ本気出してないだけ」を読んだ感想-可能性の中に生きていたい人々

マンガ「俺はまだ本気出してないだけ」(全5巻)を読んだので、その感想を書きます。

俺はまだ本気出してないだけ コミック 全5巻完結セット (IKKI COMIX)

俺はまだ本気出してないだけ コミック 全5巻完結セット (IKKI COMIX)

 

 

主人公は、大黒シズオ。

40年生きた。
なりゆきで就職して15年なんとなく働いてきた。
もちろん生き方にこだわった時期もあった。
「何が不満か?」と聞かれても、答えに困る。
…理屈じゃなかった。
俺は今、
自分を探していた。

 

俺だってわかってる。
ゲームしたり近所をウロウロしたりそんな事をしたいわけじゃない。
最近じゃ不安でドキドキしたりする。
しかし、会社を辞めて1か月…
思いっきり自分を見失っていた…
この日までは。

 

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シズオの娘・鈴子、シズオの父・志郎をはじめ、バイト先で知り合った市野沢、シズオの小学校時代からの幼なじみ宮田、シズオの担当編集者の村上など、さまざまな人を巻き込んで、漫画家デビューを目指していく。

 

ここから感想。

 

私がこの本のポイントだと思うのは、タイトルにもなっている
「まだ本気出してないだけ」
という言葉。


主人公のシズオ、シズオの幼なじみの宮田、バイト先で知り合った市野沢、シズオの担当編集者の村上たち。彼らに共通するのは、本気を出して生きていないということ。


「もし俺が本気出せば、幸せになれる・成功できる」
そう思いながら、本気を出さず、変わらない日々を送ります。

「もし俺が本気出せば…」という可能性の中に生きていたいのです。
「やればできる」という可能性を残しておきたいのです。
時間さえあればできる、環境さえ整えばできる、自分には才能がある…。
そういう可能性の中に生きていたいだけなのです。

 

しかし、シズオたちは、前に進んでいきます。
「中年の95%は失敗で出来ています」
と語るように、「できない自分」をありのままに受け入れ、変えられる現実を変えていきます。本気を出していなかった過去は変えられません。それを受け入れ、自分の生き方を変えるべく、本気を出していくシズオの姿に、宮田、市野沢、村上など周りの人が引き込まれていきます。私も、シズオの姿に引き込まれるものがありました。
ということで、俺も、本気出すわ。

 

あらすじ


「俺は漫画家になる」と、40歳で会社を辞め、

夢を追いかけはじめたシズオと彼に振り回されて

「いい迷惑っ!」な家族を巡る、苦笑い哀愁ドラマ

男のロマンと哀愁たっぷりナイス!おっさんコメディー。

第1巻より

 

 

大黒シズオ(42)は、漫画家をめざして

執筆とバイトと草野球…の日々を送っていたが、

ある日、父・志郎に「ちゃんとしろ」と説教され激昂。

勢いで家を飛び出してしまうが―

男の夢とロマンと現実たっぷりナイス!おっさんコメディー。

第2巻より

 

 

「お前はピンチだ」漫画家をめざして

執筆とバイトと草サッカーにいそしむ

大黒シズオ(42)に突きつけられた、父・志郎の真っ直ぐな一言。

シズオ、ついに本出す、か?

男の夢とロマンがギリギリいっぱいナイス!おっさんコメディー。

第3巻より

 

 

漫画家デビュー目前にしてまさかの担当編集者退社!

大黒シズオ(42)の夢もここまでか…

と思いきや、新担当は23歳の若い女子!

シズオ、ついについに本気出す!?

男の戦い、家族の苦笑いナイス!おっさんコメディー。

第4巻より

 

 

大きなスランプ(!?)を乗り越え、

大黒シズオ(42)は、漫画家デビューを目指し再始動。

鈴子、志郎、宮田、市野沢、宇波…それぞれの行く末は?

「まだ本気を出していない」すべての人におくる、

ナイス!おっさんコメディー、最終章。

第5巻より

 

俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)

俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)

 

 

 

追記(2016年12月3日) 

マンガワン-毎日更新!最新話まで全話読める無料漫画にて

12/9までの期間限定で

『俺はまだ本気を出してないだけ』が全巻公開されました!!

これを機に読んでみては!?

 

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