ぺんぎん村での日々

イラスト・写真・ゲームを中心とした日々

絵が下手な理由は何なのか? 原因と練習法について考えてみた

いくら絵の練習をしても上達しない。なぜ、上手く描けないのか…。
その原因と練習法について考えてみました。

 

そもそも、絵を描くという行為を、分解してしまうと、
「見て、考えて、手を動かす」
すなわち、

「入力して、変換して、出力する」
というプロセスしかないのです。
じゃ、やることは簡単。
入力、変換、出力の3つの能力を高めるだけ!

 

と、いっても一気に3つもやるのは、大変なので、
まず見る(入力)からやっていきましょう!

 

見ることってどれくらい重要なの?

絵が得意な人と苦手な人には、「視覚能力」に明らかな違いがあるという研究報告があります。これを発表したのは、ロンドン大学レベッカチェンバレン教授率いる研究チーム。
元の記事はこちら。

被験者たちにデッサンをしてもらい、その対象物をどのように見ているか、目で見たものをどれくらい記憶しているかなど、絵を描くことにおいて重要とされる要素を調査しました。その結果、上手にデッサンできた人とそうでない人には、対象物を目で捉える能力に大きな差があることが判明しました。
なぜ、このような違いが出てくるのか…?要因のひとつとして、人間の持つ「先入観」に問題があるといいます。人には多かれ少なかれ先入観が備わっています。脳が余計な処理をして疲れないように、先入観で見ている世界を記号化しているのです。デッサンが下手な人はその影響を受けて、対象物のありのままが見えなくなるため、描いた作品も本来のものとはかなり違うものになってしまうそうです。実際、見慣れないものよりも、顔などの見慣れたものの方が、デッサンのうまさに大きな違いが出たようです。
一方、絵が上手な人は先入観にとらわれずに目で見たものを認識する能力が高く、また対象物の情報を瞬時に記憶する能力も高かったそうです。
要するに、絵が下手な原因は、「物事をありのままに見ていないこと」なのです。

 

では、物事をありのままに見るには、どうすればよいのでしょうか?


絵が下手な人は、先入観を持って対象を見ることにとらわれすぎて、記号化した絵を描いているのです。先入観を取り除けばよいのですが、そんなことやれと言われたからと言って、できるものではありません。
そもそも、先入観を持つのは、自分が知っているものに対してだけです。
ということは、自分の知らないものには、先入観を持つことはできないのです。
だから、見慣れないものを描けば、先入観をとらわれずに絵を描くことができるのです。

といっても、見慣れないものって何?って感じですよね。
身の回りのものは、見慣れてるし。見慣れていないものを探すのなんて大変。
しかし、作れるんです。見慣れないものを、簡単に!


それは、ものを逆さまにしてみること!!
見慣れたものを逆さで描いてみる方法です。
たとえば、漫画の絵を模写する場合、漫画を逆さまにして、見たままに描くのです。
ものをじっくり観察し、複雑さを理解して、描くことができます。

実は、この練習法は、
「決定版 脳の右側で描け」という本でも紹介されている練習方法なんですね。
観察力を身に着ける練習として紹介されています。 

決定版 脳の右側で描け

決定版 脳の右側で描け

 

 

記事紹介

drawdraw.hatenablog.com

 

 

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